高気密・高断熱の家は光熱費がお得になる!

エアコン

住宅は人が快適に住むことができるようにするために、高い機密性や断熱性を備えている必要があります。断熱性能や気密性は冷暖房のための費用に大きく影響することが知られており、光熱費を節約したい場合は高気密・高断熱性能に設計する必要があります。

冷暖房のための費用は短期的に見れば差額が小さいように思えるかもしれませんが、何十年間も住み続けると大きな違いが出ます。今から約40年前の昭和55年における省エネ基準に基づいた住宅(4人家族を想定)であれば冷暖房費の平均は、年間あたり13万3千円です。これに対して平成28年の省エネ基準に基づいた住宅の冷暖房費の平均は、年間あたり5万2千円となっています。35年間であれば、283万5千円もの差額が生じることになります。住宅の断熱性能は冷暖房費に大きな影響を及ぼしており、経済的な家にするためには高断熱・高気密が必須条件であることがわかるでしょう。

高断熱・高気密住宅は高価な断熱材を使用したり高度な施工技術が必要になるので、余分の建設費用がかかります。一戸建て住宅(4人家族を想定)であれば、建築費用の差額は約200万円ほどの追加費用が必要になります。一般的な戸建て住宅をモデルにして考えてみると、1800万円の費用で普通の家を建てるのであれば、高気密・高断熱化させると建設費用は2000万円ほどになります。これに対して生涯光熱費を比較すると、普通の家だと2500万円で高断熱・高気密住宅だと2150万円です。生涯光熱費は350万円も安くなり、建設費の追加費用を差し引いてもトータルで150万円もお得になる計算です。

高気密・高断熱住宅は暖かさが逃げないので冬でも快適に過ごすことができますが、施工の際は高い技術が必要になります。高い気密性を持つ住宅を希望する場合は、全棟で機密測定を実施しているハウスメーカーを選ぶことです。一般的に木造住宅は気密性や断熱性が低いと思われていますが、素材や設計を工夫することで鉄筋コンクリート造のマンションに匹敵するほどの高い気密性を得ることが可能です。

気密性が高すぎると湿気が溜まってカビが発生したり、室内の空気が悪くなることを心配する方もいます。現在は新築着工する全ての住宅で24時間換気が可能な装置を設置することが義務付けられているので、機密性が高くても換気が可能です。換気装置を適切に使用すれば、湿気や汚れた空気の影響を受けることはありません。断熱性が高いと暖房用に石油ストーブやガスストーブを使用しなくても済む場合があり、排気ガスで室内の空気を汚すことを防げるでしょう。

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